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フライス加工
取り付ける工具の種類によって様々な加工に対応できます。
穴開け、平面加工、段付け、溝加工のほか、横フライス盤ではメタルソーを用いて素材の切断も可能です。
旋盤加工
被切削物を回転させ、固定された工具(バイト)で切削加工をする工作機械を用います。
主に外丸削り、中ぐり、穴あけ、ねじ切り、突切りと呼ばれる各加工を行います。
型彫放電加工
型彫放電加工では、形成したい形状に対応する形に作られた銅電極などを、被加工物に近づけるように送っていきます。
ほとんどの場合、電極と被加工物を油に漬けた状態で行います。
ワイヤーカット加工
ワイヤーカットは、銅線ワイヤーに電気を通し放電を行い、金属分子を破壊して加工を行います。
ワイヤーは電気を放電させるだけで、加工品には触れない非接触加工のため、エンドミル等の切削工具では硬くて削れないもの(焼入済のもの)や、薄くて加工できないものも加工することができます。
板金加工
板金加工とは、プレス機械や各種の工作機械で金属の板を切ったり、曲げたり、絞ったり、穴を空けたりして加工することです。
レーザー加工
レーザ加工とは、レーザーのエネルギーによって溶融、切断する加工法の総称です。
レーザ発振器から反射鏡などを用いて伝送されてきたレーザーを集光レンズで細く絞って試料に照射。これにより局部的に溶融させ、
さらにレーザーと同軸に配置したノズルからアシストガスを噴き付けて溶融物を噴き飛ばし、切断します。
金属はもちろん、セラミックス、樹脂、複合材の切断も行うことができます。また、切断カーフが小さいので、精度の高い切断が可能です。
ウォータージェット加工
水で切るというウォータジェット加工は、ノズルから噴射される高圧の水、または研磨材入りの水と切断材料との間に起こる衝突によって、切断を行う方法です。
超高圧のジェット水流でアルミ・チタン・スチール等の金属や、割れやすいガラス・セラミック・石材、熱を嫌うプラスチックや複合材などほとんど全ての素材を自由な形状に切断することができます。
レーザー加工と違い切断時に熱が発生しないため、被加工物に熱影響がなく、変質や変色はまったくありません。また、有毒ガスや切断屑の空中飛散もありません。
ガンドリル加工
ドリル状の刃物で深さ200mm以上の深穴を正確に空けることが可能です。
冷却用の水穴加工に適しています。
BTA加工
BTA加工は大量の切削油を用いて高圧で切粉を排出させ、刃物の冷却を行います。
深穴加工を可能とし、仕上げ面が従来のガンドリル加工より綺麗なのが特長です。
タレパン加工
形状の異なった多数の金型を円状または扇状の「タレット」とよばれる金型ホルダーに配置します。
NC制御によって任意の金型で材料(ワーク)の所定の位置に所定の打ち抜き、成形加工を行います。
溶接加工
溶接とは、2つ以上の部材を溶融・一体化させる作業です。接着と異なる点は、母体(接合したい材料のこと)を、物理的に溶かすところです。
母材を溶融する方法としては、熱、圧力などがあります。接合箇所が分子レベルで連続性を持つのが溶接の特徴です。
超短納期を実現します。
プレーナー加工
長物の材料に溝などを彫りこむ加工方法です。
研磨加工
フライス・旋盤加工では出せない寸法公差を可能にいたします。
主な研磨方法は平面研削・冶具研削・円筒研削などです。
センタレス研磨
回転するふたつの砥石の間に素材を通して研削を行う研磨方法。
寸法精度・表面粗・真円度において引抜品より高精度です。
バレル研磨
素材を研磨剤(溶液と石)とともに回転または振動容器に入れて研磨する方法。細かい傷を取り除いて光沢を得たり、バリを除去したりする時に有効です。
電解研磨
電解研磨とは、適した電解研磨液中で金属をプラスとして通電させることにより、金属表面の凸部を溶解させて、光輝面を得る研磨方法です。
特にステンレスやアルミニウムなどによく使用されます。
バフ研磨
板状のものや棒状のものなど、比較的簡単な形状のものに対して行う研磨方法です。布製のバフにより研磨加工を行うことで、良い光沢が得られます。
鏡面仕上げのほか、ヘアライン仕上げも有名です。
各種熱処理
焼き入れ、・焼き戻し・焼きなまし・チッカ処理・高周波焼き入れ・真空焼き入れなどがあります。
各種表面処理
無電解ニッケルメッキ・亜鉛メッキ・クロムメッキ・スズメッキ・銅メッキ・銀メッキ・金メッキ・黒染めなどがあります。
アルマイト加工(白・硬質・黒)
アルミニウムの表面を陽極として、主に強酸中で水の電気分解を行い酸化させ、コーティングする技術です。そのコーティングを酸化皮膜と言います。
アルミニウムの耐食性、耐摩耗性の向上、及び装飾用を目的として行われます。
※社外加工も含む